ついに出た!プロ野球10万号 マレーロがメモリアル弾 100万円ゲット

[ 2017年9月29日 20:10 ]

<ロ・オ>6回2死一塁、マレーロが左越えにプロ野球通算10万本となる2ランを放つ
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 シーズン終盤を迎えたプロ野球は29日、セ・パ両リーグ合わせて3試合が行われ、ついに通算10万号となる本塁打が飛び出した。

 オリックスのクリス・マレーロ外野手(29)がロッテ戦の6回に成田からレフトスタンドへ叩き込んでメモリアル弾をマーク。1936年のリーグ戦開始から82年目にして刻まれた区切りの一発に、スタジアムは大歓声に包まれた。

 マレーロは今年6月9日に来日1号を放ったものの、本塁を踏まなかったことで三塁打とされ“幻の本塁打”を放っていたが、そのおかげで?通算10万号を呼び寄せた形となった。

 プロ野球通算10万号まで「あと4本」で迎えたこの日に行われたのは、セ・リーグがDeNA―阪神戦(午後6時、横浜)、パ・リーグが日本ハム―楽天戦(午後6時、札幌D)とロッテ―オリックス戦(午後6時15分、ZOZOマリン)の3試合。

 まずはアマダ―(楽天)が2回に堀(日本ハム)から先制23号ソロを放って「あと3本」とすると、続いて戸柱(DeNA)が4回にメンドーサ(阪神)から先制の9号3ランを放って「あと2本」。T―岡田(オリックス)が5回に成田(ロッテ)から先制30号2ランを放って”リーチ”がかかると、マレーロ(オリックス)が6回に成田(ロッテ)から19号2ランを放ち大記録達成。だが、正式には本塁打が出ているほかの2試合の試合成立を待っての達成となった。

 なお、10万号をマークしたマレーロにはNPB(日本野球機構)から賞金100万円が贈られる。

◇節目の本塁打一覧◇

1号  1936年5月4日  藤井勇(タイガース)

1万号 1957年7月19日 渡辺清(阪急)

2万号 1966年7月6日  井石礼司(東京)

3万号 1973年5月20日 基満男(太平洋)

4万号 1979年6月28日 ウイリアムス(阪急)

5万号 1985年4月23日 仲根政裕(近鉄)

6万号 1990年9月26日 広永益隆(ダイエー)

7万号 1997年9月9日  駒田徳広(横浜)

8万号 2003年9月14日 ペタジーニ(巨人)

9万号 2010年4月4日  ブラウン(西武)

10万号 2017年9月29日 マレーロ(オリックス)

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