楽天 女子高校野球部を支援「ご指導をいただきながら日本一を目指したい」

[ 2017年6月29日 16:28 ]

クラーク記念国際高校女子硬式野球部を設立、楽天球団が提携することを発表し会見した(左から)大塚敏弘・創志学園学園長、三浦雄一郎・クラーク記念国際高校校長、立花陽三・楽天球団社長、山崎隆広・楽天ジュニアコーチ
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 楽天球団が東北初の女子高校野球部の創設を表明したクラーク記念国際高校仙台キャンパスと連携し、活動を支援することを発表した。

 29日に合同で記者会見を開き、立花陽三球団社長が「野球に限らず、スポーツ界全体で子供たちが離れている現状がある。高校の女子野球は東北にない。お話をいただいて(連携に)手を挙げないわけにはいかない」と力を込めた。

 クラーク記念国際高校は通信制で、スポーツ教育で全国制覇を目指せる文武両道を掲げる。14年ソチ冬季五輪の女子スノーボード競技で銀メダルを獲得した竹内智香らを輩出。北海道の深川本校の野球部が創部3年目で昨夏の甲子園に出場して話題となった。三浦雄一郎校長は「女子高校野球の夜明けの時代を楽天さんのご指導をいただきながら日本一を目指したい」と話した。

 女子野球部の監督には楽天ジュニアアカデミーコーチの山崎隆広氏が就任。野球部の練習に球団施設を利用させるなどで支援する。

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2017年6月29日のニュース