広島・岡田 今季最短3回4失点KO 緒方監督が54球で決断

[ 2017年6月29日 05:30 ]

セ・リーグ   広島8―11DeNA ( 2017年6月28日    横浜 )

<D・広>3回1死二塁、桑原の打球の処理をもたつく岡田(右)
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 初回と2回を3人ずつで片付けた広島・岡田だったが3回に突然炎上した。6安打で一気に4点のリードを吐き出し、今季最短KO。単独トップ8勝目はならなかった。

 「悪くはなかったけど、ランナーを出してから甘いところにいってしまった。続かないようにしたい」

 セットポジションでは打者の内角を攻めきれず、内へ内へ寄ってしまったことが変調の要因だ。まだ54球だったが交代を決断した緒方監督は「過去の投球内容などから判断した」と説明。5月6日の阪神戦では9―0から7失点して大逆転負けを演出しており、試合途中での修正力が課題となった。さらに2番手・九里、3番手・ジャクソンが失点を重ねて今季5度目の2桁失点で、打線の8得点も報われずに連勝は3でストップ。勝てば球団史上初の6月時での貯金20だったが、本拠に戻って30日の中日戦から出直しとなった。

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2017年6月29日のニュース