16安打も…専大 引き分け挟み10連敗終戦 リーグ戦未勝利は37季ぶり

[ 2017年5月19日 05:30 ]

東都大学野球第7週第2日   専大4―7中大 ( 2017年5月18日    神宮 )

 2回戦1試合が行われ、最下位が確定している専大が中大に4―7で敗戦。引き分けを挟んで10連敗で全日程を終えた。リーグ戦未勝利に終わったのは98年秋の立正大以来、37季ぶり。2部優勝の立正大と1、2部入れ替え戦を戦う。国学院大―亜大2回戦は雨で19日に順延された。

 専大は10敗1分けで白星がないままリーグ戦が終戦。それでも打線が16安打を放つなど復調気配を見せ、斎藤正直監督は「漆黒の闇から夜明け前のブルーになってきた感じ」と手応えを口にした。全員が1キロ以上のマスコットバットを使用してフリー打撃を行うなど、打撃力を強化。7回に3号ソロを放った和田主将は「練習で工夫していることが結果に出た」とうなずいた。入れ替え戦で戦う立正大は対照的に2部で最終節を残して8連勝中。和田は「1カ月後には強い専大にしたい」と力を込めた。

 ▼中大・清水達也監督(勝ち点3で全日程を終えて)まだ雑なところや甘さがある。全員がレベルアップしていかないと。

続きを表示

2017年5月19日のニュース