ロッテ球団本部長「リードオフマンが重要」“走り打ち男”獲得

[ 2017年5月19日 05:30 ]

ロエル・サントス
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 ロッテは18日、WBCキューバ代表のロエル・サントス外野手(29)の獲得を発表した。契約金はなく、年俸は20万ドル(約2200万円)。契約は今季終了まで。

 サントスは3月のWBCでの「走り打ち」で注目を集めた俊足の好打者で、今季(16〜17年)のキューバ国内リーグでは打率・400。WBCでは全6試合に「1番・中堅」で先発して打率・318と存在感を示した。林信平球団本部長は「いくつか補強ポイントはあるが、リードオフマンが重要という認識で以前より交渉を続けてきた」と説明。身長1メートル73と小柄ながら出塁率が高く、得点力アップの原動力に期待される。昨季はカナダ独立リーグに所属。国外でのプレー経験もある。

 ビザの取得手続きに時間がかかるため来日は今月末以降になるが、サントス自身は「練習はしてきた。準備はできている」と話しているという。

 ◆ロエル・サントス 1987年9月15日、キューバ生まれの29歳。08〜15、17年はキューバ国内リーグのグランマに所属し、デスパイネ(ソフトバンク)とも一緒にプレー。昨年はカナダ独立リーグのケベックに所属。キューバ代表として14年中米カリブ大会、15年パンアメリカン大会、17年WBCに出場。1メートル73、79キロ。左投げ左打ち。

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2017年5月19日のニュース