マー 自己最速158キロ!ピンチで気迫「リミッター外した」

[ 2017年4月10日 05:30 ]

ア・リーグ   ヤンキース4―5オリオールズ ( 2017年4月8日    ボルティモア )

<オリオールズ・ヤンキース>5回3失点の田中
Photo By スポニチ

 ヤンキースの田中将大投手(28)は8日(日本時間9日)、オリオールズ戦に先発し、5回6安打3失点で勝敗はつかなかった。5回に4―1から2点を返され、なお1死満塁。「踏ん張りたいという気持ちだけ。細かいコントロールより、リミッターを外して投げた」と金賢洙(キム・ヒョンス)に対して2ボール2ストライクからの直球が、球場の表示で97マイル(約156キロ)をマークした。

 外角高めに外れたが、これまでのメジャー自己最速96マイル(約154キロ)を超え、地元テレビ局「MASN」のスピードガンでは楽天時代の156キロも更新する98マイル(約158キロ)が計測された。この気迫が相手を上回った。見逃し三振と捕飛でしのぎ、1点リードで交代。しかし、救援陣が崩れ、今季2試合目の登板も白星に届かなかった。

 試合後は反省した。「5イニングしか投げられていないし、先頭打者に四球を出す場面もあった。先発投手の責任が凄く大きい」。2日のレイズとの開幕戦では自己最悪の7失点で2回2/3KO。この日もメジャー自己最多6四死球と制球に課題を残したが、「しっかりと腕を振って投げられた。開幕戦の登板に比べれば、少しいいところは顔出したかなというところはある」と前も向いた。

 昨季のツーシーム主体の投球から、全力で右腕を振り抜いたフォーシームに、エースのプライドがのぞいた。 (ボルティモア・渡辺 剛太)

続きを表示

2017年4月10日のニュース