岩隈「これが野球」6回1失点も初勝利消えた マ軍9回7失点逆転サヨナラ負け

[ 2017年4月10日 08:08 ]

ア・リーグ   マリナーズ9―10エンゼルス ( 2017年4月9日    アナハイム )

エンゼルス戦で力投するマリナーズ先発の岩隈(AP)
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 マリナーズの岩隈久志投手(35)が9日(日本時間10日)、敵地でのエンゼルス戦に先発し、6回2安打1失点、2奪三振3四球。勝利投手の権利を得て降板したが、リリーフ陣が終盤に失点を重ねて9回逆転サヨナラ負けを喫した。

 4日のアストロズ戦で今季初登板した岩隈は6回を投げて4安打2失点で敗戦投手となり、この日は雪辱のマウンド。初回に先制点の援護を受けた岩隈は、2回にシモンズにソロを浴び同点とされた。

 マリナーズは3回にカノの3ラン、5回にもカノの2点二塁打などで3点を加えて大きくリード。岩隈は大量点に守られ、3回以降を走者を許しながらも無失点でしのいだ。

 岩隈は6回1失点の好投でリリーフ陣に後を託したが、7回に2番手ビンセントが2失点すると、3―9の9回には大量7点を奪われて逆転サヨナラ負け。プホルスの中越えソロ、エスコバルの2点二塁打などで2点差に迫られると、6番手ディアスがこの回2打席目のプホルスに適時打を浴びて9―9。なお2死一、三塁からペニントンにサヨナラ打を許した。マリナーズは3連敗。

 ▼岩隈の話 これが野球だなという形になりましたけど、自分自身としてはしっかり投球ができたので、良かったなと思う。今日はボールが先行していたので、自分の中では苦しい部分があった。

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