報徳21度目出場で21安打21点!永田監督に21勝目贈った

[ 2017年3月21日 05:30 ]

第89回センバツ高校野球第2日   報徳学園21―0多治見 ( 2017年3月20日    甲子園 )

<多治見・報徳学園>アルプスの応援団にあいさつに向かう報徳ナイン
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 「21」尽くしの大勝だ。21度目出場の報徳学園は、同校史上最多となる21安打21得点で21世紀枠の多治見を圧倒。今大会を最後に勇退する永田裕治監督に甲子園通算21勝目をプレゼントした。

 タレントぞろいと言われる2年生が評判通りの鋭いスイングを見せた。5番・神頭が4打点を挙げれば、16―0の9回無死では、来秋ドラフト候補の1番・小園が右翼席へ公式戦1号となる高校通算10号を叩き込んだ。「カーブが多かったので狙っていた。手応えは良かった」。U―15アジアチャレンジマッチに共に出場した早実・野村らとは開会式のリハーサルで再会。「みんな凄いので負けられない」と気合を入れて臨み、2安打3打点をマークした。

 3年生の2番・永山も負けじと5打席連続安打。同校春30勝目、兵庫県勢の春夏通算300勝目をもたらすど派手な猛打ショーとなった。

 <兵庫勢春夏300勝>報徳学園が勝ち、兵庫勢が春夏通算300勝を達成。354勝の大阪府に次ぎ2府県目。また1試合21得点以上は06年決勝の横浜(21―0清峰)以来5度目で3位タイ。

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2017年3月21日のニュース