オリ岸田 7年ぶりシュート解禁へ 先発仕様「楽になる」

[ 2016年12月24日 05:30 ]

 来季から先発に再転向するオリックス・岸田が7年ぶりのシュート解禁を明かした。

 「打者の内角を突く球種があったら楽になると思う。長いイニングを投げる準備をしたい」。球数節約への武器とする考え。今オフから取り組む初動負荷トレーニングの効果で右肩や右肘などの柔軟性を取り戻したことも近年使っていなかったシュート制球の自信につながった。

 06年の入団後は主に先発を務め、09年には10勝を挙げた実績の持ち主。10年途中に中継ぎへ転向後は当時の岡田監督の指導方針や直球勝負を求められる救援機会が増えたことでシュートを封印していた。「チームのためにも、しっかり準備したい。来年は優勝したいですね」。背番号18が低迷するチーム浮上のキーマンになりそうだ。 (湯澤 涼)

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2016年12月24日のニュース