阪神 鳴尾浜に“新兵器”導入へ準備着々 軍事用応用の弾道測定器

[ 2016年12月24日 09:40 ]

 阪神は来季からの導入を検討されていた高性能弾道測定器「フライトスコープ」の設置へ向けた配線工事が23日に鳴尾浜球場で行われた。

 「フライトスコープ」は、ミサイル追尾システムなどの軍事用レーダーで培った技術を応用し、ゴルフで打ち出されたボールの速度、角度、スピン量などから弾道と飛距離を算出する装置。今秋キャンプのブルペンでは投手の投球解析を目的に試験導入されていた。

 球速だけでなく回転軸や回転速度、軌道などを細かくチェックできる性能があり、打者でも打球の角度や回転を把握することでスイングの修正などにつながる効果を期待される。鳴尾浜球場だけでなく、甲子園球場の室内練習場にも置かれる可能性のある“新兵器”。具体的な設置時期は不明ながら、最先端技術の導入へ準備が整えられた。

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2016年12月24日のニュース