中日　“平田サンタ”が児童養護施設を初訪問「笑顔増えてくれたら」

児童養護施設を訪問し、子どもたちと交流する中日の平田
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　中日・平田が２１日、名古屋市内にある児童養護施設「駒方寮」を初訪問。２歳半から高校生の子どもたち５４人と約５時間に渡って交流し、来季は同施設の子どもたちをナゴヤドームへ招待することを約束した。

　「ボクが来ることによってみんなの笑顔が増えてくれたらうれしい。ボクも元気になった。まだ予定ですけど、来年はドームに招待できたら」

　一足早い平田サンタの登場に、子どもたちは大喜びだった。ドッジボールやバッティング指導を終えると、続いてクリスマスパーティーを開催。お寿司などの豪華なディナーを、ポケットマネーでふるまった。

　「今年だけじゃなくて、ボクが野球をしているうちはしばらく来たい」

　新たな出会いに力をもらった。だから、心と心のふれあいを、この日限りで終わらせるつもりはない。「ここの子たちに伝わるメッセージも考えたい」。得点や本塁打を打った際などは、子どもたちに伝わるサインのパフォーマンスも検討した。キャプテンを務めた今季は１９年ぶりの最下位。巻き返しを期する中、「みんなをさらに元気にできるプレーがしたい」と力を込めた。