大谷“WBCつながり”世界王者・山中から金言 体重管理学ぶ

[ 2016年12月22日 05:30 ]

笑顔で記念撮影に納まる受賞者(前列左から)伊調馨、上地結衣、松森彩夏(後列同)山中慎介、大谷翔平、新井貴浩、西川周作、谷原秀人
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 来年3月のWBCへの出場が正式に決まった日本ハム・大谷が都内で行われた報知プロスポーツ大賞に出席。今年、国内歴代2位タイとなる11度目のタイトル防衛に成功した世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者の山中慎介(帝拳)から体重管理について助言を受けた。

 「ウエートコントロール(体重管理)や食事の面で参考になることがあった」。神の左と呼ばれるストレートを持つ山中とは面識があった。大谷が「どんなトレーニングをしているんですか?」と質問すると、山中は「重いのよりは体幹(トレーニング)を中心にやっている」と返答。逆に熱烈な阪神ファンという山中に「ベストの体重はいくつ?」と逆質問されるなど、アスリートとして「ベスト体重」を把握することの必要性なども改めて学んだ。

 くしくも同じ「WBC」を舞台に戦うとあって、チャンピオンベルトを持参した山中から「同じWBCだね」と声を掛けられるなど、共闘も誓い合った。表彰式ではレスリング女子で五輪4連覇を達成した伊調馨(ALSOK)とも初めてあいさつも交わした。

 世界で活躍するアスリートたちと交流した大谷は「初めて会った方もいたので刺激になったし、勉強になった」と世界一への気持ちを新たにした。(柳原 直之)

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2016年12月22日のニュース