日本ハム　前パドレスのスミス氏と契約　シニアアドバイザーとして

日本ハムのＧＭ付シニアアドバイザー兼メジャーリーグスカウトディレクターに就任するランディ・スミス氏
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　日本ハムは２２日、米大リーグ・パドレスの前シニアアドバイザー、ランディ・スミス氏（５３）とＧＭ付シニアアドバイザー兼メジャーリーグスカウトディレクターとして契約したと発表した。

　スミス氏は１９８５年にパドレスの育成担当ディレクター補佐としてキャリアをスタート。９３年には当時米大リーグ史上最年少となる２９歳で同球団のＧＭに就任するなど早くから手腕を発揮していた。

　日本でその辣腕を振るうことになり、「大変光栄です。ファイターズには、自身のパドレス時代、更にさかのぼればデトロイト・タイガースＧＭ時代から縁のあるスタッフもおり、大変親しみ深い球団です。野球の国際化が進むなか、ファイターズの更なる発展に寄与できるよう、尽力に努めます」とコメント。

　吉村チーム統轄本部長兼ＧＭは「メジャーリーグ２球団でＧＭを歴任した実績と経験に加え、スカウティング活動における実務能力と知識・人脈に期待しています。外国人選手獲得だけでなく、チーム全般にアドバイスを頂きたい。今後、ファイターズが国際戦略を進めていくために、重要な役割を果たしてもらいます」と期待を寄せた。