上原はWBC辞退…侍ジャパン 課題の抑え投手どうする?

[ 2016年12月22日 06:00 ]

カブスの上原
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 アストロズ・青木のWBC出場が決定した一方で、カブス・上原は不参加を表明した。守護神候補として期待されていたがこの日、テレビ朝日系列「報道ステーション」に生出演。侍ジャパンについて「すみません。お断りしました。球団には出たいという意思を伝えたけど、“なるべく出ないでほしい”と。メンバーと一緒に過ごさないと」と明かした。

 上原は今オフ、レッドソックスからカブスに1年契約で移籍したばかり。新天地で来シーズンを迎えることで、環境に慣れるためなど球団側から「ストップ」がかかった形だ。06年の第1回大会で世界一メンバーとなっている右腕は「今でも、もちろんやりたい。申し訳ない気持ちでいっぱい」と話した。

 13年の前回大会で、メジャーリーガー不在だった侍ジャパンは世界一の座を逃した。青木の出場決定でメンバー19人が決まり、残るは9人。主力野手の骨格はほぼ固まったが、日米通算126セーブをマークしている上原の不参加により、抑え投手を誰に任せるのか。残りの代表選手の人選も含めて、大きな影響が出てくることは間違いない。

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2016年12月22日のニュース