中日・森野 5600万円ダウンも「当然」 若手には苦言

[ 2016年11月20日 05:30 ]

契約更改交渉を終えた中日・森野

 中日・森野は、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、今季1億4000万円から減額制限の上限となる40%ダウンの年俸8400万円でサインした。

 プロ20年目の今季は開幕を2軍で迎え、最終的には68試合出場で打率.268。「当然だと思う。まず開幕にいられなかったし野球人として久しぶりに悔しい思いをした」と大幅減俸にも納得するしかなかった。

 チームは19年ぶりの最下位。森野は若手の姿勢にも疑問を投げかけた。具体的にはスコアラー陣が用意する資料の有効活用が見られなかったことを挙げ「どういう考えで試合に臨んでいるんだと思うことが多かった。ヒントが隠されているのに、なぜ読まない?」と苦言。若手の成長なしに競争は生まれない。その上で39歳シーズンとなる来季に向け「もう一度くらい輝く姿を見せたい」と言い放った。

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2016年11月20日のニュース