ヤクルト　高橋は現状維持　左肩故障　２軍戦で３イニングのみ

現状維持の年俸５８０万円で契約を更改したヤクルト・高橋

　ヤクルトの高橋奎二投手（１９）が埼玉県戸田市内の寮で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸５８０万円でサインした。

　プロ１年目の今季は左肩の故障などもあり、２軍戦でわずか３イニングの登板に終わった。「ケガをして思うような一年ではなかったが、ケガをしたことでいろいろなものを得られた。下半身強化やウエートトレーニングもしっかりできて体も大きくなった」と振り返った。

　来季はドラフト１位で同じ高卒左腕の履正社・寺島が加入する。「“ＢＩＧ４”と呼ばれていいて意識するところもある。若干のライバルだと思ってやっていくが、彼の方が上だと思うので自分は自分のペースでやれたらいい」と意気込みを語った。