イチロー、代打で三直 3000安打目前に8打席連続無安打

[ 2016年8月3日 05:30 ]

<カブス・マーリンズ>7回、敵地のファンも注目する中、代打で三直に倒れるイチロー

ナ・リーグ カブス5―0マーリンズ

(8月1日 シカゴ)
 マーリンズのイチロー外野手(42)は1日(日本時間2日)、カブス戦の7回1死一塁から代打で出場し、三直の併殺打に倒れた。

 敵地でもメジャー通算3000安打達成を期待する4万937人から総立ちの拍手で迎えられ、2球目のカーブをはじき返した。しかし三塁手の正面で一塁走者も刺され、今季10勝目を挙げた右腕ヘンドリックスは「芯で捉えられたが、守備に助けられた」と胸をなで下ろした。

 3000安打まで残り2本としてから8打席無安打で4試合足踏み。ドン・マッティングリー監督は「他の3人の(外野手の)調子を見極めながらの判断になるが、あるとしたら(ナイター後の)デーゲーム」と3日(日本時間4日)のカ軍戦の先発出場を示唆。

 同戦の先発はイチローが投手別で日米最多37安打を放つ右腕ラッキーが先発予定で、先発すれば大台到達の可能性が一気に高まる。(笹田幸嗣通信員)

続きを表示

2016年8月3日のニュース