日本ハムが新球場計画 球団との経営一体化狙う

[ 2016年5月24日 10:05 ]

 日本ハムが札幌ドームに代わる新球場の建設を検討していることが24日、分かった。札幌市の北海道大学構内や北広島市内など15~20カ所が候補地に挙がっている。自前の球場を建設することで、球団と球場の経営を一体化し、収益力を高めるのが狙い。

 現在本拠地としている札幌ドームは札幌市が所有しており、管理・運営は第三セクターの「札幌ドーム」が行っている。日本ハムは公式戦などの興行を行う際には、1日につき800万円の基本料金を支払う必要がある。入場者が2万人を超えた際には、1人につき400円が加算される。

 札幌ドームは野球以外にもサッカー、コンサートなどを開催する多目的施設だが、球団は野球専用の屋根付きの開閉式球場建設を中心に考えているという。球団関係者は「調査、検討に入った段階。(本格的に調査を始めたのは)ここ1、2カ月です。前向きに検討していくのが前提。総事業費は決まっていない」と話した。

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