イチロー先発3試合で13打数10安打 逆転勝ちに「野球してる実感」

[ 2016年5月24日 13:12 ]

レイズ戦の8回、メジャー通算2960安打となったマーリンズのイチロー(中央下)に「イチ・メーター」を掲げ、声援を送るエイミー・フランツさん
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インターリーグ マーリンズ7―6レイズ

(5月23日 マイアミ)
 マーリンズのイチロー外野手は23日(日本時間24日)、マイアミでのレイズ戦に「1番・左翼」で今季初めて3試合連続先発出場。5打数4安打1打点と3試合連続のマルチ安打をマークし、逆転勝利に貢献した。

 レイズの先発左腕ムーアから初回に3得点の口火となる中前打を放つと、2回はカーブを捉えて左前打。4回には右前適時打を放つと、8回には3番手左腕ロメロの速球を右前打とし、勝ち越し点につなげた。

 正左翼手イエリチの腰痛で巡ってきた出場機会。先発出場した21日からの3試合で13打数10安打の量産ぶりで打率は4割を超えて・417となった。前日に続いて「イチメーター」でおなじみのエイミー・フランツさんが観戦する中、節目のメジャー通算3000安打へ残り40本、メジャー歴代最多安打記録を持つピート・ローズまではあと18本に迫った。

 ▼イチローの話 出ていないときでもぼーっとしていることはない。(ゲームの)感覚は割と早い段階で戻ってくると思った。それはそんなに大変ではない。(逆転勝ちに)野球してる感じだったね。しんどいけど野球してる実感が持てている。楽しいわけではないけど実感がある。

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