北海道ヤング 新人7人加入「ストロングリーグ」初V目指す!

[ 2016年5月24日 08:00 ]

4年目の参加で初優勝を狙う北海道ヤング

 社会人軟式野球の「ストロングリーグ北海道スポニチカップ2016」(スポーツニッポン新聞社北海道総局後援)が7月24日、札幌市前田森林公園などで開幕する。初優勝を狙う北海道ヤングは今季新人7人が加入。「新旧融合」で、昨季ベスト8の雪辱を果たす。

 まるで夏を思わせる“熱さ”が、北海道ヤングにある。12年に創部して5年目。総勢30人で臨む杉浦巌(いわお)監督(39)は「今年こそという思いが全員にある。全国で紫紺のユニホームが暴れる姿を見せたい」と語気を強めた。

 ナインには発奮材料がある。昨年の決勝トーナメント1回戦では先発した加藤裕樹(27)が延長6回まで無安打無四球と完璧な投球。だが、7回2死から四球と失策も絡んでサヨナラ負けを喫した。千葉稔主将(29)は「悔しい負けだった」。だからこそ雪辱に燃えている。

 新人7選手が加入したチームは、今季最初の公式戦で投打がかみ合った。7日の高松宮賜杯札幌支部予選1回戦で、10―0の4回コールド勝ち。先発の田中大樹(27)が3回1安打無失点なら、4番・加藤は初回の先制3ランを含む3打数3安打4安打と爆発した。加藤が「全試合で本塁打を打ちたい」と言えば、田中も「次の試合もゼロで抑える」と頼もしい。

 昨年優勝したカネジン食品エイティーナインズは、甲子園球場で全国大会を行った。ナインも刺激を受けないはずがない。杉浦監督は言った。「メンバーも変わって雰囲気も良くなっている。今年こそ全国でプレーしたいね」。チームカラーはラベンダー。初優勝で歓喜の“大輪”を咲かせるつもりだ。

 ≪出場チーム募集≫「ストロングリーグ北海道スポニチカップ2016」の出場チームを募集中だ。最大64チームのトーナメント戦で、優勝チームはプロ野球が使用する球場での全国大会(16年12月以降を予定)に出場できる。申し込み締め切りは6月末まで。申し込みは、下記の公式ウェブサイトから。

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2016年5月24日のニュース