マー君 全球種投げた!ツーシーム&カットを解禁

[ 2016年2月24日 05:30 ]

ヤンキースの田中(AP)

 ヤンキースの田中が今キャンプ2度目の投球練習を行い、全球種を試して一歩前進した。

 前回も投げた直球、スプリット、スライダー、カーブに加え、カットボールとツーシームも投じ「初日(前回)より、自分でコントロールして投げられているのでいいと思う」と31球を振り返った。

 オフに受けた右肘の骨片除去手術から順調な回復ぶり。ただ、フリー打撃や実戦登板の予定は決めていない。次回の投球練習も同じ中2日で行う予定で「強度的にはもう少し様子を見ながらやりたい。もう少しブルペンでしっかり投げてから、次の段階に進むと思う」と焦らずに調整を進めていく。この日から先発のイオバルディらが打撃投手を務めたが、ラリー・ロスチャイルド投手コーチも「(打者相手に投げる時期は)決まっていない」と話すにとどめた。

 2年連続となる開幕投手最有力。米スポーツ専門局ESPNは「田中は依然として開幕戦をコミット(関わる)しなかった」と不安視したが、27歳のエースは自らのペースで開幕に向かう。 (タンパ・東尾 洋樹)

続きを表示

2016年2月24日のニュース