大谷、開幕完投宣言 3・25ロッテ戦「初回から出し切る」

[ 2016年2月24日 06:38 ]

カメラ女子?の熱視線を浴びながら室内練習場に向かう大谷

 日本ハム・大谷が開幕投手を務める3月25日のロッテ戦での完投を宣言した。

 「できることなら自分一人で投げ抜いて勝てればいい。初回から出し切るつもりでいきたい」。昨季はリーグトップに並ぶ5完投。二刀流右腕が4年ぶりのリーグ制覇へ、まずは「投」でチームに勢いをつける。

 2年連続の大役へ、今後の登板予定も内定した。24日の韓国・KIAとの練習試合(名護)で登板し、その後は3月2日の巨人戦(札幌ドーム)、同10日の西武戦(鎌ケ谷)、同17日のソフトバンク戦(同)と続く。開幕戦が行われる金曜日にオープン戦開催がないため、登板間隔が一定ではない。難しい調整になるが、吉井投手コーチは「昨季も経験していることなので問題ない」と強調した。

 開幕直前2試合は屋外での登板で、本番も屋外のQVCマリンフィールド。大谷は「向かい風が多いので、変化球は曲がるし真っすぐは伸びる。落ちる系の球を持っていたら有利」と言う。昨年は開幕7連勝を飾り、8月には同球場で完封勝利。最速162キロとフォークの必殺パターンで、今季もスタートダッシュをかける。

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