大谷 練習試合で3回5K無失点 初回ピンチ招くもキッチリ修正

[ 2016年2月24日 14:22 ]

練習試合 日本ハム―KIA

(2月24日 名護)
 日本ハムの大谷翔平投手(21)が24日、韓国・KIAとの練習試合で先発し、3回1安打無失点、2四球5三振だった。

 3月25日のロッテ戦で2年連続で開幕投手を務めることが発表された大谷。この日は立ち上がりから制球に苦しみ、初回、先頭打者に左翼フェンス直撃の二塁打を浴びると、次打者を歩かせていきなり無死一、二塁のピンチを招いてしまう。しかし3番打者を遊撃・中島のファインプレーで遊ゴロ併殺打に打ち取ると、その後は修正。2死三塁から四球を与えたが後続を直球で空振り三振に仕留め、無失点で初回を切り抜けた。

 2回は立ち直り、三者凡退に仕留めてあっさり終了。3回も2三振を奪って、予定の3回を50球で終えた。

 試合後、「全体的にはあまりよくなかったが、要所ではいいところもあった」と振り返った大谷。「カーブとチェンジアップも試そうと思っていた」といい、チェンジアップについては「初めてにしちゃ悪くない」と手応えを得た様子だった。この日は強い向かい風が吹いたが、「条件的に(QVC)マリンに似ていて、いい練習になった」と前向きにとらえた。

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2016年2月24日のニュース