ロッテ平沢「ひと安心」“実戦初安打” シートで右前打

[ 2016年2月10日 05:30 ]

シート打撃2打席目に右前打を放つ平沢

 ロッテのドラフト1位・平沢(仙台育英)が修正能力を発揮した。

 シート打撃の第2打席で阿部の初球を強振。鋭いライナーが右前へ抜けると、客席から拍手が起こった。「ヒットを打つことができて、ひと安心した」。前日に行われた初のシート打撃では2打席とも初球のストライクを見逃し、二飛と見逃し三振に倒れた。プロの生きた球に手が出ずこの日は「初球はしっかり振ろう」と決意。第1打席も阿部の初球を振りにいった結果の二ゴロだった。

 伊東監督は「1球目から打ちにいく気持ちは評価できる」と実戦形式での初安打を称え、1軍メンバー全員を13、14日の台湾・ラミゴとの交流試合に出場させることを明言。平沢は「試合で結果を残せなきゃダメ」と気を引き締めた。 (渡辺 剛太)

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2016年2月10日のニュース