Wソックス 先発右腕レートスと契約 ア軍はカストロと年俸調停回避

[ 2016年2月10日 16:02 ]

マット・レートス投手 (AP)

 ホワイトソックスは9日、今オフにエンゼルスからフリーエージェント(FA)となっていたマット・レートス投手(28)と年俸300万ドル(約3億4000万円)の1年契約に合意したことを発表した。

 先発右腕のレートスはメジャー7年目の昨季、マーリンズで開幕を迎えたが、7月にドジャースへトレード。しかし、結果を残せずに戦力外となり、シーズン閉幕前の9月にエンゼルスと契約した。3球団合計で24試合に登板して4勝10敗、防御率4・95。通算では177試合の登板で66勝55敗、防御率3・51という成績を残している。

 また、ホワイトソックスは同日にトラビス・イシカワ内野手(32)とのマイナー契約が米国の複数メディアから報じられた。日系4世の同選手は、春季キャンプに招待されるという。昨季はジャイアンツとパイレーツの2球団合計で44試合に出場し、打率2割6厘、1本塁打、8打点と不本意な成績に終わった。

 他球団ではマリナーズがジョエル・ペラルタ投手(39)とのマイナー契約と春季キャンプへの招待を発表。ベテランの救援右腕はレイズ時代の2013年に41セーブをマークしている。

 アストロズはジェーソン・カストロ捕手(28)との年俸調停を回避し、500万ドル(約5億7000万円)で今季の契約に合意。メジャー5年目の昨季は104試合に出場して打率2割1分1厘、11本塁打、31打点という成績だった。右足の故障で戦線を離脱することもあったが、先発マスクでは60勝42敗と高い勝率で存在感を示し、チームの10年ぶりとなるプレーオフ進出に貢献した。

続きを表示

この記事のフォト

2016年2月10日のニュース