ヤンキース、今オフFA契約なし! らしくない?チームは若返りの最中

[ 2016年1月27日 11:58 ]

ヤンキースタジアムのグラウンドにプリントされたチームのロゴマーク (AP)

 米国のCBSスポーツは26日、ここまで今オフにフリーエージェント(FA)となった選手を1人も獲得していないのはメジャー全30球団ではヤンキースのみで、これまで金で戦力を補強してきた同球団が、若返りを図りつつあると伝えた。

 今オフのヤンキースは、ともにトレードでレッズから剛腕のチャップマン、カブスから内野手のカストロを獲得したことがここまでの主な動き。グリンキー、プライスといったFA市場の大物を追いかけるようなことはしなかった。

 メジャーでFA制度が誕生したのは1975年。以来、ヤンキースがFA市場に出た選手と契約しなかった年はなかったそうだが、このままいけば、その“記録”が途切れることになりそうだ。

 札束をばらまかない方針は昨オフにも表れており、FA市場での買い物はドルーとの1年契約のみ。オーナーのスタインブレナーとキャッシュマンGMは長期契約を避けており、同メディアによれば、こうした流れは意図的なものだという。

 先述のチャップマンやカストロをはじめ、ここ最近にトレードで獲得したヒックス、アクリー、イオバルディ、グリゴリアスはみな27歳以下。昨季はセベリーノやバードといったマイナーからのメジャー昇格組も活躍を見せるなど、今や球団幹部の目は若い選手に向けられていると記事は結ばれていた。

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2016年1月27日のニュース