大リーグ機構 反ドーピング機関と協力で“アルジャジーラ”を調査

[ 2016年1月27日 09:22 ]

フィリーズのライアン・ハワード内野手 (AP)

 ESPNなど米国の複数メディアは26日、大リーグ機構が昨年末に中東のアルジャジーラが放送したドキュメンタリーの調査を、全米反ドーピング機関(USADA)と協力して行うと報じた。

 このドキュメンタリーは2011年にインディアナ州のクリニックで働いていた人物が数名のアスリートに禁止薬物を売ったとする内容で、そのアスリートの中にはフィリーズのライアン・ハワード内野手(36)やナショナルズのライアン・ジマーマン内野手(31)、さらにNFLのスターQBペイトン・マニング(39)も含まれていたというもの。

 大リーグ機構とUSADAはこれまで互いにある程度の情報共有はしていたが、今回のように両者が正式に手を組んで調査を行うことはなかったという。大リーグ機構で薬物問題を扱う幹部は「両者の協力で調査がはかどることだろう」と期待を寄せていた。

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