巨人、ノーモア“ミートグッバイ”長嶋さん迷言「肉離れ」防止講習会

[ 2016年1月27日 06:25 ]

巨人の高橋監督

 巨人が2月1日のキャンプインを前に全選手を対象に「肉離れ防止講習会」を開催することが26日、分かった。昨年6月までに6人の1軍選手が離脱し、リーグ4連覇を逃す一因にもなった肉離れ。長嶋茂雄終身名誉監督(79)が現役時代に肉離れを発症した際に「ミートグッバイ」と呼んで忌み嫌った、野球選手にとってはやっかいな故障だ。コンディション面での懸念を排除するため、高橋由伸新監督(40)が万全を期す。

 「敵は内にあり」だ。高橋巨人が最初に敵視したのは、宿敵・阪神でも中日でも、日本一連覇のソフトバンクでもなかった。「肉離れ」。昨年、チームを苦しめた故障防止へ、異例のキャンプ前講習会が開催される。

 高橋監督は15日のスタッフ会議で「昨年の反省、課題克服へ向けて、打開策や目標を各担当で出した」と話していたが、コンディション面での最大の懸案に挙がったのがこのやっかいな敵への対策だった。リーグ4連覇を逃した昨年、最大の原因となったのは打撃不振。リーグ最下位のチーム打率・243に終わったが、野手陣の不振の大きな要因がシーズン序盤の度重なる下半身の肉離れでの戦線離脱だった。阿部が左太腿裏の肉離れで4月18日に出場選手登録を抹消されるなど、6月までに主力野手6人が離脱した。高橋監督が現役時代に最初の指揮官だった長嶋終身名誉監督が言った、いわゆるひとつの「ミートグッバイ」――。高橋巨人にとっては戦力ダウンを防ぐ、大きな課題の一つとなる。

 その本気度を表す「肉離れ防止講習会」。開催時期も、あす28日からスタートする合同自主トレ期間に設定。1軍はキャンプ地の宮崎、2、3軍はジャイアンツ球場などで実施する。球界ではキャンプの夜間ミーティングでさまざまな講習が行われるケースはあるが、自主トレ期間の全選手対象の講習は極めて異例といえる。内容も一般論ではなく、より現実的なものになる予定。昨年、故障した阿部ら主力選手のそれぞれのケースから原因を具体的に示すなど、予防に効果的な方法が説明されることになる。25日にはキャンプ1軍スタート予定だった橋本が、自主トレ中に右ふくらはぎの肉離れを発症。早急な防止策伝達は急務だ。

 キャンプではランニングメニューを午前中の技術練習前に実施する方針も決定。走り込みを重視する一方で、故障のリスク回避を目指す講習会がキャンプ前に実施される。キャンプインへ、「元気な姿で来ることを願っています」とした高橋監督。合言葉は「ノーモア・ミートグッバイ」だ。

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