前オリ鉄平が引退 楽天で09年首位打者、現役意欲もオファーなく

[ 2016年1月27日 05:30 ]

楽天時代の09年、首位打者を獲得した鉄平

 昨秋にオリックスから戦力外通告を受け、移籍先を探していた鉄平外野手(33=本名・土谷鉄平)が26日、現役引退を決断した。スポニチ本紙の取材に対して「引退する決意を固めました」と明かした。09年の首位打者が15年間の現役生活に別れを告げ、バットを置く。

 鉄平は昨季終盤に左太腿裏を肉離れしたため、昨年11月の合同トライアウトは参加を見送った。その後はNPB球団からの入団テストのオファーを待ち、年明けからは千葉県内で西武の渡辺直らと合同自主トレを行っていた。22日に練習を打ち上げてからは進退について熟考していたが、「これ以上引きずっても仕方ない」と決断した。

 00年秋にドラフト5位で中日に入団。03年に内野手から外野手へコンバートされ、05年オフにはトレードで楽天へ移籍した。その際に登録名を土谷鉄平から「鉄平」に変更してブレーク。楽天ではレギュラーを獲得して09年には打率・327で首位打者とベストナインを獲得した。しかし、13年オフにトレードでオリックスに移籍してからは、故障も多く、思うような成績を残せなかった。昨季も2軍暮らしが長く、1軍では13試合出場で、22打数3安打に終わった。

 誰もが認める努力家の名バットマン。今後については未定ながら、鉄平は「野球界に携わりたい」との希望を持っている。惜しまれながらもユニホームを脱ぎ、第二の人生を歩む。

 ◆鉄平(てっぺい=土谷鉄平)1982年(昭57)12月27日、大分県出身の33歳。津久見から00年ドラフト5位で中日入団。05年オフ、金銭トレードで移籍した楽天でレギュラー定着。09年の首位打者をはじめ、打率3割を3度。選手会長も務めた。13年オフに後藤光尊とのトレードでオリックス移籍。15年オフに戦力外通告を受けた。1メートル78、78キロ。右投げ左打ち。

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