Dバックス右腕 アクシデント以来初のマウンド「特別な日になった」

[ 2016年1月27日 16:18 ]

ダイヤモンドバックスのエバン・マーシャル投手 (AP)

 試合中のアクシデントで頭蓋骨を骨折したダイヤモンドバックスのエバン・マーシャル投手(25)が、長いリハビリ期間を経て25日に投球練習を再開した。

 マーシャルは昨年8月、ダイヤモンドバックス傘下3Aの試合に登板した際、ライナー性の打球を頭に受けて病院へ搬送。骨折した頭蓋骨は内部の圧力が上昇し、その圧力を緩和するための処置を受けた。

 アクシデントから約5カ月、ダイヤモンドバックスの練習施設に姿を現したマーシャルは「長いプロセスだったけれど、リハビリはうまくいった」と満面の笑み。「今はしっかりと野球に集中できているよ。“アクシデントから復帰”とかそういう感覚はないね」と続け、肉体的にも精神的にももう問題はなさそうだ。

 ブルペンとはいえ、久しぶりにマウンドを踏んだ右腕は「楽しかったよ。この時を長く待っていたから自分にとって特別な日になった。投球がばらつくこともあったけれど、いい球も投げられた」と満足げに語り、再び白い歯を見せていた。

 2011年にダイヤモンドバックスからドラフト4巡目(全体124位)で指名されたマーシャルは14年にメジャーデビュー。救援投手として同年は57試合に登板して4勝4敗、防御率2・74と活躍を見せた。昨季は13試合の登板にとどまったが、その明るい表情を見る限り、一昨年のパフォーマンスの再現もあり得そうだ。

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2016年1月27日のニュース