巨人・村田 バット二刀流で3割狙う 岡本に三塁譲らん!

[ 2016年1月12日 08:42 ]

巨人・村田はグリップエンドの大きさの違う2種類のバットを用意

 巨人・村田が坂本、長野らとのグアム合同自主トレで初めて三塁の守備練習を行い、ポジション争いをする岡本と並んでノックを受けた。昨季は103試合出場で打率・236、12本塁打。35歳は「昨年はあまりに率が低かったので、安定した成績が欲しい」とバットを変更して復権を図る。

 用意したのは2種類で「両方とも昔使っていたモデル」。07年に36発で初の本塁打王に輝いたときのグリップエンドが大きいものと、46発で連続キングとなった08年に使ったグリップエンドの小さいものだ。ただ、狙いは長打とは対極にある。「ホームラン30本打っても、打率が2割ならレギュラーとして使いづらい。本塁打は2、3本でいいから3割打ちたい」。バット二刀流で08、13年に続く3割超えへ。「岡本も負けられない気持ちだと思う。ぶつかっていく」と決意表明していた。
 (グアム・神田 佑)

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