楽天・金刃、巻き返し誓う!立命大後輩・巨人ドラ1桜井が刺激に

[ 2016年1月12日 12:03 ]

コボスタ宮城の室内練習場で自主トレを行った楽天・金刃(左)と横山ブルペン捕手

 楽天の金刃憲人投手(31)が12日、仙台市内のコボスタ宮城の室内練習場で自主トレを実施。ランニングや短距離ダッシュなどで汗を流した。

 巨人からトレードで移籍した13年には左の中継ぎとして39試合に登板して球団初優勝と日本一に大きく貢献したが、ここ2年は背中痛の影響もあり、14年は17試合、昨季も19試合の登板に終わった。故障を防ぐため、オフは上半身のウエートトレーニングで背中を中心に強化を図っており「体重も77キロから82キロに増えた」と手応えを語る。今年は節目の10年目でもあり「悔いのないようにやる。1年間、1軍で投げるのは最低目標。もし今年もダメだったら考えるところもある」と引退も覚悟で巻き返しを誓った。

 06年ドラフトで立命大から希望枠で巨人に入団し、1年目の07年に7勝をマーク。昨年12月には母校の後輩で、ドラフト1位で巨人入りした桜井俊貴投手(22)から知人を介して電話をもらい「メディアも多くて大変だと思うけど、やるのは自分。頑張って」とアドバイスも送った。「立命出身の選手も少なくなってきた。やっぱり後輩がプロに入ってくると刺激になります」と目を輝かせていた。

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2016年1月12日のニュース