王貞治記念グラウンド 外野は人工芝、甲子園と同じ土を使用

[ 2016年1月8日 08:10 ]

人工芝の感触を確かめる王氏
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 王貞治記念グラウンドの改修工事は外野部分を土から人工芝に変更したほか、ブルペンと室内練習場の人工芝を張り替えた。

 04年の開場後、冬場に霜が降りてグラウンドが使えないこともあっただけに、早実の和泉実監督は「冬でも1面を使ってゲーム形式の練習ができる」と喜び、練習始めとなったナインも伸び伸びと体を動かした。

 施工は甲子園球場の管理を手掛ける阪神園芸の東京支店が担当。同社の計らいでマウンドなどに甲子園と同じ土が補充され、清宮にとっては昨夏に持って帰らなかった聖地の土が図らずも身近なものとなった。この日の朝まで甲子園のグラウンドキーパーが整備。同社の若狭敏幸副支店長は「選手に喜んでいただけたら、うれしい」と話した。

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