“野茂の女房役”ピアザ氏 史上最低ドラフト62巡目から殿堂入り

[ 2016年1月8日 05:30 ]

ドジャース時代に野茂(右)の女房役を務めたピアザ氏(AP)

米国野球殿堂入り選手発表

(1月6日)
 ピアザ氏は365票を集め、資格4年目で殿堂入りを果たした。ドジャース、メッツなどでプレーし、守備力は高くなかったが、豪快な打撃で捕手として歴代最多の396本塁打(通算427本)をマーク。「この喜びは表現できない。現役時代は泥にまみれながら多くのボールを受け止めてきたが、それが実った」とコメントした。

 日本では野茂の女房役として有名。95年にドジャースでデビューした時の正捕手で、日本のテレビCMにも出演した。ドラフトで全米いの一番で指名されたグリフィー氏とは対照的に、ピアザ氏は88年に62巡目、全体1390番指名でド軍に入団。そこから12度の球宴出場を果たした。最も低い指名順での殿堂入りとなった同氏は「(表彰式で)ドジャースとメッツの帽子どちらをかぶるかは、近く明らかにしたい」と話した。

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