ヤクルト　１位指名の東洋大・原が入団合意　背番号１６

　ヤクルトは３０日、ドラフト１位で指名した東洋大の原樹理投手（２２）＝１８０センチ、７９キロ、右投げ右打ち＝と埼玉県川越市の同大で入団交渉を行い、契約金１億円プラス出来高払い、年俸１５００万円で合意した。

　かつて石井一ら主戦投手が付けた背番号１６を提示された。「それに恥じないよう、１年目から結果を残したい」と気を引き締めた。

　今秋の東都大学リーグの入れ替え戦で３連投して１部昇格を決めたスタミナ自慢は、１年目から先発ローテーション入りの期待がかかる。シュートが得意球で「他の投手にないものを出して、一年通して１軍で活躍したい」と話した。

　また、同姓選手が在籍することからスコアボードは「原樹理」とフルネームで表記することも決まった。（金額は推定）