マエケン獲得にも影響?DバックスがFA大物クエトと接触

[ 2015年11月30日 12:30 ]

ジョニー・クエト投手 (AP)

 NBCスポーツなど米国の複数メディアは29日、ダイヤモンドバックス(Dバックス)が今オフにロイヤルズからフリーエージェント(FA)となっている先発右腕ジョニー・クエト投手(29)の代理人と接触したことを報じた。

 FOXスポーツの名物記者ケン・ローゼンタル氏も情報筋からの話として、先週にDバックスと代理人が顔を合わせていた事実を伝えたが、クエト側の要求額がDバックスの思惑を超えているというレポートも入れており、交渉は一筋縄ではいかないもよう。

 同日には、今オフFA大物の1人、ジョーダン・ジマーマン投手(29)がタイガースとの5年1億1000万ドル(約135億円)という大型契約に合意したという報道もされており、クエト側にとってこの金額がバロメーターとなりそうだ。

 クエトは今季、シーズン途中にレッズからロイヤルズへと移籍し、チームの30年ぶり2度目のワールドシリーズ制覇に貢献。2球団合計で32試合に登板して11勝13敗、防御率3・44という数字を残した。Dバックスはメジャー挑戦を表明している前田健太投手(27)の獲得にも興味を示しており、同球団がクエト獲得に本腰を入れれば、その影響を受ける可能性もある。

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2015年11月30日のニュース