西武・秋山、8800万円増の1億5000万円で更改 来季も「1本1本」

[ 2015年11月30日 16:36 ]

来季の目標「20盗塁」を掲げ笑顔を見せる秋山

 西武・秋山翔吾外野手(27)が30日、西武プリンスドームで契約更改交渉に臨み、6200万円から倍増を超える8800万円アップの年俸1億5000万円でサインした。「180本打つという目標を立ててオフからやってきて、ここまでいくとは思わなかった。驚きの多いシーズン。球団からは“1年間崩れることなく良くやってくれた”と評価され、(金額に)納得した」と振り返った。

 今季はシーズン216安打のプロ野球記録を樹立。左打者歴代1位の31試合連続安打も記録した。チームで唯一143試合フルイニング出場を果たし、ゴールデングラブに、ベストナインと賞を総なめにした。ベストナインは満票受賞で、13年の田中将大(楽天)以来の快挙。トップの位置を下げる打撃フォームに改造し、プロ5年目で大ブレークした。

 「まだ安定した成績が残せている訳じゃない。この1年だけと言われないように、安定した成績を残せるようにトレーニングを続けていきたい。1本1本積み重ねて行きたい」と話した。来季が勝負の年になる。(金額は推定)

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