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侍J大谷 サイン盗み上等!韓国撃破の鍵は「力勝負」

ワイルド大谷が韓国斬り再び!台湾での最後の練習で外野フェンスに向かって力強くボールを投げ込む大谷

 「ワイルド大谷」で宿敵を再び封じる。東京ドームで行われる準決勝に進出した侍ジャパンは17日、桃園球場で一部選手が調整。あす19日の韓国戦に先発する大谷翔平投手(21=日本ハム)もブルペンで約30球を投げた。開幕戦では6回無失点、10奪三振と完璧な投球を見せたが、今回は相手も研究してくることは百も承知。国際試合ではコース伝達なども想定されるが、コンビを組む主将の嶋基宏捕手(30)は「逆球容認」で荒々しさを求めた。

 最高気温29度を記録した桃園球場。照りつける太陽の下、大谷は頬を伝う汗を拭い、大一番へ決意を語った。

 「せっかく、ここまできたので、何とか良い投球がしたい。気持ちで負けないように一人一人に集中したい」

 準決勝での先発を小久保監督から正式に伝えられたのは、13日の休養日。一時は15日の予選ラウンド・ベネズエラ戦での登板も検討されたが、予選突破の目安である3勝を挙げたところで、指揮官が決断を下した。大谷は大一番を見据え「投げる場所にこだわりはない。せっかく東京で試合がある。何とか勝って決勝に進めればいい」と気持ちを高ぶらせた。

 相手は今大会2度目の対戦となる宿敵・韓国。8日の開幕戦(札幌ドーム)では6回無失点、10奪三振の快投で白星を挙げたが「この前は初対戦だったので投手が有利だった。今回は前のようにはいかない」と、覚悟はしている。この日は遠投を終え、ブルペンで約30球を投げると、中堅後方フェンスに向かって壁当てをして投球フォームを確認。最後は短距離ダッシュで締めた。自らを信じ、異国の地であっても、登板前のルーティンを変えることはなかった。

 決勝への鍵は「力勝負」だ。投球コースの伝達やサイン盗みも往々にして行われる国際試合。東京ドームはベンチとマウンドの距離も近く、韓国と1度、対戦した大谷もその標的になる可能性がある。だが、捕手の嶋は「大谷はコーナーで勝負する投手ではない。力で押すタイプ。神経質にならなくていい」と言った。前日に行われた準々決勝のプエルトリコ戦に先発した前田健は制球力が持ち味だった。嶋は一度反対のコースに構えてから動く工夫もしていたが、大谷に小細工は不要。たとえ構えたコースを読まれても、力で抑えられる球威がある。「“逆球”も生かせると思う」とも話し、細かい制球よりも荒々しさを求めた。

 大谷も「韓国だけがサインを伝達しているわけではない。それも含めて野球」と意に介さない。18日に台湾から帰国し、東京ドームでの全体練習で最終調整する。「必ずゼロに抑えなきゃいけないことはない。味方の攻撃よりも1点でも少なくしていければ」と、内容よりもとにかく勝利にこだわる。「プレミア12」初代王者へ、最速162キロの剛腕に日本の命運が託された。(柳原 直之)

 ▽大谷の前回韓国戦登板 8日の開幕戦(札幌ドーム)に先発し、6回2安打無失点、10奪三振で勝利投手となり白星発進に導いた。初回には今季自己最速に並ぶ161キロをマーク。唯一のピンチとなった5回無死一、二塁は、圧巻の3者連続三振で切り抜けた。91球を投げ、三塁ベースを踏ませることなく相手打線をねじ伏せた。

[ 2015年11月18日 06:30 ]

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