掛布2軍監督 連日大盛況に感謝の“サプライズ”マイク締め

[ 2015年11月18日 06:43 ]

秋季キャンプを締める清水(左端)と(左から)新井と掛布2軍監督と横田

 鳴尾浜球場での秋季練習は17日に最終日を迎え、阪神・掛布2軍監督が異例のマイクパフォーマンスで締めくくった。練習終了直後の午後0時30分、場内アナウンスが観客席に響き渡った。

 「2軍監督の掛布です。鳴尾浜にも、たくさんの人に足を運んでくれて、ありがとうございます。ファンの方の熱い声援が選手の活躍につながると思います。我々がユニホームを着てグラウンドに立つのは来年2月になると思います。お時間が許すのであれば、安芸にも足を運んでいただいて、熱い声援を送っていただけたらと思います」

 グラウンド上に姿はない。ネット裏の放送室でマイクを握ったサプライズ演出に虎党からは大歓声が起きた。連日の盛況ぶりに対する掛布流の感謝だった。

 「これだけお客さんが来ると選手は逃げ場がないでしょ。狩野ら中堅クラスにも“挑戦してみよう”と緊張感のある、いい雰囲気を作ってくれたファンの方に感謝です」。プロ野球選手にとってファンから熱視線を注がれることは成長につながる重要な要素という。現役時代、結果を残せなければ痛烈な批判にさらされる重圧と向き合った実体験があるからだ。

 「僕らは、そういう雰囲気の環境で育ってきたからね。うれしい反面、怖さがあるんです。野球は怖さが一番大事。これは僕の1年間の課題でもあり、僕も忘れずに選手に伝えるようにしたい」

 猛虎に甦った背番号31は今月1日の“始動”からグラウンド内外で精力的に動いた。新井や横田に密着指導する一方でファンサービスを徹底。即席サイン会は恒例となり連日4、500人の長蛇の列ができ、休日や雨天などで実施できなかった数日を除く10日間で約5000枚のサインを書き切った。「15日間、いいキャンプをやれたと思う。来年2月の安芸のグラウンドにも、いい形で入れたら」。来春キャンプでも“掛布フィーバー”を起こし、若手の成長促進剤となるつもりだ。(湯澤 涼)

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