闘将・星野副会長 直接出馬で頭下げた「今年はそういう立場」

[ 2015年11月18日 05:58 ]

楽天・星野副会長(左)と今江

 楽天・星野副会長は交渉後、「あまり頭を下げたことがない人間が頭を下げましたよ」と今江に猛烈アタックしたことを明かした。

 楽天監督時代、交渉の場に出席したことはなかったが9月に副会長に就任。チーム編成の全権を託されたことで「今年はそういう立場。誠意を見せないと」と直接出馬に乗り出した。

 交渉の場では「もし(楽天に)来るなら俺のつけていた77の背番号をつけてもいいぞ」と提案。今江から「重すぎます」と丁重な断りを受けたが、それほどまでに最大限の誠意を見せた。

 また、今江が取り組んでいる児童養護施設や東日本大震災の被災地訪問などの社会貢献活動を高く評価。以前、活動の様子を追ったテレビ番組を見た際には、涙がにじんだといい「彼に“良いことをやっているね”と伝えた」と語った。その上で「うちは震災復興の手助けを球団全体でやっている。彼みたいな人がチームに来てくれたらもっと喜ばれる」と熱いラブコールを送った。

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2015年11月18日のニュース