野球賭博問題で巨人が陳謝「心よりおわび」 オーナー会議

[ 2015年11月18日 19:28 ]

プロ野球のオーナー会議に臨む巨人の白石興二郎オーナー

 プロ野球のオーナー会議は18日、東京都内で行われ、野球賭博に関与した3選手が無期失格処分となった巨人の白石興二郎オーナーが陳謝した。

 熊崎勝彦コミッショナーと調査委員会の委員長を務めた大鶴基成弁護士による事情説明の後、各オーナーに発言の機会が設けられると、最初に白石オーナーが挙手。「ご迷惑をお掛けしたことについて、心よりおわび申し上げます」と謝罪の言葉を述べたという。

 会議の大部分は野球賭博問題の報告と意見交換に費やされた。オリックスの宮内義彦オーナーは「情けない。なんでそんなことをするのか」とあらためて憤り、DeNAの南場智子オーナーも「子どもたちに夢を与える立場。選手としてあってはならないこと」と厳しく言った。

 野球界を揺るがす不祥事に、西武の後藤高志オーナーは「12球団が一致団結して危機を乗り越える」と口にし、熊崎コミッショナーは「再発防止に全力を挙げてほしい」と訴えた。

 10月5日に巨人が福田聡志投手の野球賭博への関与を発表。その後調査委により巨人の笠原将生、松本竜也両投手の関与も明らかとなり、3人は11月10日に無期失格処分となった。

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2015年11月18日のニュース