サッカーと連携“夢先生”の藤浪「思ったことを話したい」

[ 2015年11月3日 05:30 ]

トレーニングに励む藤浪

 日本プロ野球選手会と日本サッカー協会(JFA)が2日、東京都文京区のJFAハウスで連携協定を結び、「JFAこころのプロジェクト」で夢先生を務める阪神・藤浪、西武・秋山、楽天・銀次ら12球団の選手を発表。協定式では今季現役を引退した選手会の東出理事長(広島)がJFAの大仁邦弥会長と協定書にサインを交わした。

 栄えある一員に選ばれた21歳の藤浪は秋季キャンプ中の高知・安芸で報道陣に対応。「まだ何を話すかは決めていませんが、思ったことを話したい。年下の方にきっちりとした形で話すのは初めてです」と、初の先生役に気を引き締めた。また、会見に出席した日本ハム・増井は「不安はあるが夢をかなえるヒントを与えたい」と、中日・亀沢は「教員を目指したが挫折して野球選手になりました」と話し、会見場を笑わせた。

 東出理事長は「このような素晴らしい取り組みに参加させていただき感謝します」とあいさつ。同プロジェクトは夢を持つことの素晴らしさや挫折を乗り越えた体験を伝える「夢授業」を全国の小学校で展開している。

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