プレミア12開幕投手は大谷 指揮官「韓国をねじ伏せてくれると」

[ 2015年11月3日 19:05 ]

プレミア12に向けた練習でキャッチボールする大谷

 8日に開幕する野球の国際大会「プレミア12」に出場する日本代表が3日、ヤフオクドームで大会へ向けた調整を始めた。練習後に福岡市内で壮行会が開かれ、小久保監督は札幌ドームで8日に行われる韓国との1次ラウンド初戦に大谷(日本ハム)を先発させることを公表した。

 練習では守備の連係プレーなどを入念に確認し、打撃練習では中村(西武)、中田(日本ハム)らが快音を響かせた。大谷はブルペンで投球練習を行った。

 日本代表は5、6日にヤフオクドームでプエルトリコ代表と強化試合を行い、韓国戦に臨む。1次ラウンドの残りの試合と準々決勝は台湾で行われ、準決勝、決勝は東京ドームが舞台となる。

 大谷(日本ハム)が先陣を切って韓国戦の先発マウンドに立つ。大会の流れを左右する大役を任され「初戦はすごく大事。そこに全部出して戦えるように頑張りたい」と気を引き締めた。

 今季はパ・リーグ最多タイの15勝をマーク。その投球がパワーのある韓国打線に通用するか試される。小久保監督は「慣れ親しんだ(札幌ドームの)マウンドで韓国をねじ伏せてくれると信じている」と期待する。

 この日はブルペンで軽めの投球練習を行い、変化球も交えて感触を確かめた。「気持ちを前面に出して負けないんだ、という気持ちを持ってみんなで戦っていければ」と本番を見据えた。

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2015年11月3日のニュース