藤浪、リーグ単独トップ14勝お預け…制球苦しみ6回119球2失点

[ 2015年9月21日 16:35 ]

<神・ヤ>制球難に苦しむも粘りの投球を見せた藤浪
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セ・リーグ 阪神―ヤクルト

(9月21日 甲子園)
 阪神先発の藤浪が21日、甲子園で行われたヤクルトとの首位攻防戦に登板。リーグ単独トップとなる14勝目を狙ったが6回2失点で勝ち星はつかなかった。

 今季5度対戦して4勝している相性の良いヤクルト相手だったが、藤浪は制球に苦しみ再三ピンチを背負った。3回、川端を四球で出すと続く山田に左二塁打を打たれ先制点を許した。裏の攻撃で味方打線が同点に追いついた直後の4回には雄平にソロアーチを浴び勝ち越しを許した。

 藤浪は早いイニングから球数を投げ5四球と不安定な投球が続いた。ゴメスのソロで再び同点に追いついた直後の5回にも2死から安打と四球でピンチを招く。バレンティンを右飛に仕留め無失点で切り抜けたが、投球に苦しみ続けた。

 2―2の6回、2死満塁の場面で代打を送られて交代した。6回119球3安打2失点で日本ハムの大谷と並ぶ両リーグトップの14勝はお預けとなった。「(失点となった山田の適時打、雄平の本塁打は)いずれも打たれたのは高く浮いて、甘く入ってしまったボールでした。先発として、もっと長いイニングを投げないといけませんでした」と振り返った。

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