“幻弾”の広島・田中「今さらですか?」…誤審認定に苦笑

[ 2015年9月15日 05:35 ]

“幻弾”の田中が菅野を打って5割を狙う

 12日の「幻の本塁打」の当事者、広島・田中は2日たってNPBが誤審を認めたことを受けて「いまさらですか?」と苦笑しつつ、「人間がやることなので仕方ない」と受け止めた。

 引き分けという結果は、逆転Vを狙うチームには痛かった。緒方監督は、関係者を通じた談話で「ファンも見ている。二度とこういうことがないようにしてもらいたい」と要求をしていた。

 2分けを挟む連勝は4まで伸びており、15日の巨人戦に3月31日以来の勝率5割復帰が懸かる。相手先発・菅野は、田中にとっては高校、大学の同級生。今季対戦成績は15打数6安打、打率.400で「相性が(試合で)出てくれれば」と意気込んだ。12日の一撃はビデオ判定に泣いたが「どこかで返ってくるんじゃないですか」と言う。場所を替えて、強烈な一発を見舞う。

 ▼阪神・四藤慶一郎専務(誤審の“恩恵”を受けた側も後味はよくなく)再検証された事実を受け止めます。

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