ハム近藤 チームトップ今季15度目猛打賞 器用に広角打ち分け

[ 2015年9月15日 05:30 ]

<日・オ>お立ち台で笑顔の田中(左)と近藤の“ダブルケンスケ”

パ・リーグ 日本ハム8-7オリックス

(9月14日 札幌D)
 日本ハムは5番・近藤が3安打3打点と奮起し、連敗を5で止めて2年連続でレギュラーシーズン勝ち越しを決めた。

 2回の先頭で左翼線二塁打を放ち、先制のホームを踏むと、3回には中前適時打。4回には右中間二塁打で2点を追加した。「ポイントを近くして、追い込まれてから真っすぐだったら引っ張って、変化球は左方向へという意識」。器用に広角に打ち分け、今季15度目の猛打賞はチームトップ。同じく4回に適時打を放った田中との「ダブルケンスケ」で6安打5打点を叩き出した。

 CSに進出すれば主砲・中田のマークが厳しくなる。大谷を押しのけてDHに座る4年目の22歳に懸かる期待は大きい。打率・332は堂々のリーグ3位で「勝ちにつながる打撃ができた」。勝負の秋に向け、たくましさを増してきた。(柳原 直之)

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