菅野、7回2安打も痛恨1失点「四球絡みで先制点…悔やまれます」

[ 2015年9月15日 20:50 ]

<広・巨>6回無死、丸の打球にグラブを出し転倒する菅野

セ・リーグ 巨人0―1広島

(9月15日 マツダ)
 痛恨の1点だった。巨人の先発・菅野が許した失点は2回の1点だけ。1死から5番・新井を四球で歩かせ、続く田中に左前打を許す。安部は三ゴロに仕留めたが、併殺にはできず、2死一、三塁から石原の遊ゴロを坂本がエラー。

 右腕は「1点が重い試合になることは分かっていた中で、全体的には自分のピッチングはできた。ただ、四球絡みで先制点を与えてしまったことが悔やまれます」と唇を噛んだ。

 3回から6回までは1人の走者を許さず、7回には先頭のエルドレッドに中前打を許したが、新井を二ゴロ併殺に仕留める。広島の先発・ジョンソンを上回る内容だったが、8回1死一、三塁の場面で代打を送られて降板。その代打・岡本が二ゴロ併殺に倒れ、菅野が白星をつかむことはできなかった。

 原監督は「打線が0点ではダメですね」と淡々。上位4チームが3ゲーム差内にひしめく大混戦。首位ヤクルト、2位阪神が勝利する中で巨人が痛い黒星を喫した。

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