バリントン“球団を悩ませる”好投 今季3勝どまり、再契約は…

[ 2015年9月12日 05:30 ]

<ロ・オ>オリックスのバリントン

パ・リーグ オリックス3-4ロッテ

(9月11日 QVC)
 復帰戦となったオリックスのバリントンが“球団を悩ませる”好投だ。初回、2本の内野安打で背負った無死一、三塁のピンチは清田を三ゴロ併殺に仕留めるなどして無失点。6回に福浦に同点適時打を浴びたものの、6回を5安打1失点と文句ない投球を披露した。

 「しっかりとボールを動かすことができたし、真ん中付近のボールも少なかったので、いい形で投げられた」と本人も納得。福良監督代行も「それなりに投げた。よく頑張ってくれた」と評価した。

 5月末に右肩の違和感で離脱し、1カ月半ぶりの復帰戦となった7月11日の楽天戦で、右足かかと裏を痛めて再離脱するなど、今季3勝どまり。来季契約は未定だ。だが、楽天戦でも6回途中まで無安打無得点と“投げれば好投する”バリントンに、球団も再契約するべきか迷っている。チームは逆転負けで最下位脱出ならず。悩ましい問題が山積みだ。

続きを表示

2015年9月12日のニュース