中日・和田引退へ 2000安打達成年が最終年となったのは過去7人

[ 2015年9月12日 10:08 ]

今季限りで現役を引退することが分かった和田。打撃の職人がまた一人バットを置く

 中日の和田一浩外野手(43)が今季限りで現役を引退することが11日、明らかになった。昨季骨折した右手首のリハビリと両膝痛で出遅れたが、6月11日のロッテ戦(QVCマリン)で通算2000安打を達成した。しかし、体の状態は万全には戻らず、その後も休養日を挟みながらの出場が続いたことで引退する決意を固めた。

 過去に通算2000安打を達成したシーズンが現役最終年となった選手は87年加藤英司(南海)92年新井宏昌(近鉄)00年駒田徳広(横浜)05年野村謙二郎(広)07年田中幸雄(日)12年小久保裕紀(ソ)13年ラミレス(D)と7人いる。

 多くは快挙達成を花道にユニホームを脱いだが、ラミレスは翌年も独立リーグでプレーを続けた。

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