中日・山井 1カ月ぶり先発で6回無失点「十分投げられた」

[ 2015年9月4日 05:30 ]

<中・D>1カ月ぶり先発で好投した山井

セ・リーグ 中日4-1DeNA

(9月3日 ナゴヤD)
 先発マウンドに帰ってきた開幕投手の粘投が、連敗ストップを呼んだ。中継ぎに配置転換されていた中日・山井が、8月4日のDeNA戦(ナゴヤドーム)以来、自身9試合ぶりに先発。中継ぎで2イニングを投げた8月30日の巨人戦(東京ドーム)から中3日だったが、6回5安打無失点で役割を果たした。

 「無駄な四球はあったけど、中3日を考えれば十分投げられたかなとは思う。バックにも助けてもらった」

 昨季の最多勝右腕も、今季はここまで先発では3勝10敗。結果を出せずに中継ぎに回る形となったが、そこで復調のきっかけをつかんだ。「ブルペンを見てもストレートが強くなった」とは友利投手コーチだ。1―0の8回に2番手の又吉が同点に追いつかれ白星は付かなかったが、試合はその裏に3点を奪って勝利。連敗は5で止まり、5位のDeNAまで1ゲーム差に戻した。 (山添 晴治)

 ▼中日・ルナ(1―1の8回1死一、二塁から決勝の中前適時打)とにかくチームが勝つためにやっている。最後まで全力プレーを続けて勝っていけるようにしたい。

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2015年9月4日のニュース